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住民が選ぶ"家賃が手ごろ"で「住み続けたい街」 23区1位は…銭湯や駄菓子屋、消防団が日常に溶け込む「ご近助」の温もりある街

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御嶽山
「御嶽山」が「住み続けたい街ランキング」の1位に選ばれた理由とは?(撮影:唐松奈津子)
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実は、大田区には商店街が約125カ所(東京都産業労働局「令和7年度 東京都商店街実態調査 報告書」より)あり、その数は東京都の中でもトップクラス。御嶽山・久が原の各駅前の商店街では、ハロウィンなどのイベント、ライラック祭り、文化センターまつりなどを開催しています。

「街に知り合いができやすい」という声の背景には、こうした地域行事の存在があるのでしょう。「転居後もお祭りやイベントのためにわざわざ足を運ぶ人がいる」と言われるほど、地域の人々の心の拠り所になっているようです。

祭りの時期の御嶽商店街の様子。近隣の相撲部屋によるちゃんこ鍋のふるまいや地域のボランティア団体主催の餅つきなど、人情味があふれるイベントも人気だ(写真:node/PIXTA)

地域コミュニティの土台に御嶽神社の存在感。祭りと行事が人をつなぐ

街のシンボルであり、地域コミュニティの中心となっている御嶽神社でも、五月祭・例大祭・酉の市など、年間を通じて祭りを中心とした行事が行われています。例大祭では子ども神輿や女神輿、山車、本神輿が街を練り歩き、多くの住民が参加します。

御嶽神社の祭りの女神輿。大人の神輿のほかに子ども神輿も。こういった年間行事が地域住民の顔つなぎの場となっている(画像提供:藤乃屋書店)

地域のイベントは、商店会や町会が中心となって開催していますが、防犯・防災に対する高い評価の裏には、地域の消防団の活躍もあります。

田園調布消防団第2分団の分団長、片桐範之(かたぎり・のりゆき)さんは、御嶽山・田園調布エリアを中心に、年3回の防災訓練や夜間警戒活動を実施。近隣の小学校での総合防災教育にも参加し、子どもたちへの防災教育も担っています。

「消防車の台数や消防署の人員は限られています。だからこそ、大規模災害時に備え、地域に住む私たちのような消防団員が近所の状況を把握していることが大切です。例えば、あのお宅には足の悪いおばあちゃんがいる、といった情報を共有することが、本当の意味での地域防災につながると考えています」(田園調布消防団第2分団 片桐さん)

田園調布消防団第2分団の活動風景。防災訓練では初期消火や応急救護の方法を住民や子どもたちにもレクチャー。地域の安心・安全を25名のメンバーで支えている(2026年7月取材時点)。現在、団員を募集中だ(画像提供:田園調布消防団第2分団)
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