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「心筋梗塞」「脳卒中」にもつながる"自覚症状のない黒幕"とは? 日常で「慢性炎症」を生む"4つの火種"を医師が解説

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慢性炎症
体内で長期にわたり慢性炎症が起きると、体のあらゆる場所に影響を及ぼします(写真:trickster*/PIXTA)
  • 前島 圭佑 リウマチ専門医、医学博士
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▶夕方。上司からのプレッシャー、終わらないタスク、帰り道の渋滞・満員電車。帰宅しても、仕事のこと、子育てや家庭のこと、頭の中はやることでいっぱい。体は休んでいるのに、脳だけが休まらない。

ストレスは「心」だけの問題ではありません。

脳がストレスを感じると、体はそれを危険信号として受け取ります。

その時、分泌される代表的なホルモンが、コルチゾールです。

コルチゾールは本来、体を守るために必要なホルモンで、炎症を抑える働きも持っています。病院で炎症の過剰反応を抑えるために使われるステロイド薬は、このコルチゾールの仲間です。

しかし、ストレスが慢性的に続くと、話は変わります。

ストレスによって免疫のブレーキが効きにくくなる

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コルチゾールが出続けることで、免疫細胞がそのブレーキに慣れてしまい、炎症を抑える力が効きにくくなることがあります。

体内イメージでいえば、ストレスは、脳の中の「警報のスイッチ」が入りっぱなしになっているようなものです。サイレンが鳴り止まない限り、体は「まだ危険だ」「戦闘態勢を続けろ」という指令を受け取り続け、自律神経やホルモンのバランスが乱れ、免疫のブレーキが効きにくくなります。

本来なら鎮まるはずの小さな炎症が残りやすくなり、体の中のボヤがくすぶりやすい状態になっていくのです。

毎日の「当たり前」をほんの少し見直すこと。それが、体の中でくすぶる見えないボヤを鎮め、将来の重大な病気を防ぐ一番の近道なのです。

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