「万病のもと=炎症」を抑えるために活躍…あらゆる不調の"火消し役"を担う【無名のホルモン】の正体

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
体内のあらゆる炎症の「火消し役」となるホルモンについて解説します(写真:polkadot/PIXTA)
あらゆる体の不調は、各部位が「炎症」することが原因です――。こう断言する、スクエアクリニック院長で日本抗加齢医学会専門医の本間良子氏が指摘するのが、副腎から分泌される「コルチゾール」という、耳馴染みのないホルモンの重要性です。
本間氏曰く、文字どおり体内の「火消し役」としてさまざまな炎症を抑える働きをしているコルチゾールとは、いったいどんな存在なのでしょうか。同氏の著書『小麦抜きのすすめ 3週間の脱小麦であなたの体に奇跡が起きる!』から一部を抜粋・編集する形で、その八面六臂の活躍をご紹介します。

「万病のもと=炎症」を抑えるすごいホルモン

あらゆる体の不調は、各部位が「炎症」することが原因です。腸が炎症すれば下痢や便秘になるし、肩こりや肌荒れ、更年期障害まで、すべての症状は、体内のどこかの部位の炎症によって引き起こされています。

また、集中力がなくなってイライラしたり、もの忘れがひどくなったりする精神的な症状についても、脳や神経が炎症しているために起こります。

炎症は、いわば万病のもとです。では、そんな各部位の炎症を、人間の体はどのように抑えているのでしょうか。

まず、これらの炎症を抑えているのが、体内にあるホルモンです。なかでも、「副腎」と呼ばれる臓器から分泌される「コルチゾール」が対処しています。

副腎は、一般的にはあまり知られていない臓器だと思います。副腎が体のどこにあるかを知っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。でも実は、副腎がなければ人間は生きていくことができないほど、とても重要な臓器のひとつ。

次ページ「副腎」はどこにあるのか?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事