有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

成功する投資家を目指す人の哲学がそれぞれ違う理由とは何か。そしてなぜ「市場の誤り」に注目するのか?

6分で読める
投資家のイメージ
すべての投資家が合理的に行動するとは限らない(写真:taa/PIXTA)

INDEX

企業価値評価の第一人者として世界的に有名であり、この業界で長く活躍しているニューヨーク大学スターン経営大学院金融学教授のアスワス・ダモダラン氏の渾身の力作『コーポレート・ライフサイクル』がこのほど翻訳出版された。
金融や投資におけるあらゆる出来事を説明する「統一理論」を探求して書かれたという本書がカバーする範囲は広い。そのなかから、投資哲学に関する記述の一部を編集・抜粋してお届けする。

誰もが投資家として大成功することを夢見ている。そして、そのために時間と資源を惜しみなく費やす人もいるだろう。

投資哲学とは何か

『コーポレート・ライフサイクル: 投資と経営の解像度を高めるフレームワーク』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

しかし、どれだけ努力しても、“平均”を上回る成績を収められない人がほとんどだ。

それでも、多くの人がウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、ピーター・リンチのような伝説的な投資家になろうと努力を続ける。

こうした一流投資家たちの成功をひもといていくとすぐに気づくのは、市場の仕組みに対する見方も、投資を成功に導くためのパターンも、投資家によってまちまちだということだ。

しかし、自分の性格や市場観に合った投資哲学を徹底的に貫く、という点は共通している。

ここではまず投資哲学とは何かを定義しよう。

投資哲学とは、市場はどう機能するのか(そしてときにどう機能しそこねるのか)、投資家の行動の根底に一貫して存在する誤りとはどのようなものなのかなど、市場に関する一貫した見方を指す。

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数