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落ち着いた雰囲気の大人の街・神楽坂。江戸時代に芸者が行き交う花街として賑わった一帯は、現在も江戸情緒あふれる狭い路地や坂道が多く、石畳の小道を歩けば、不思議と心安らぎ穏やかな気持ちになる。
JR飯田橋駅から牛込橋を渡り、神楽坂下〜神楽坂上交差点を超えて地下鉄東西線・神楽坂駅に向かう神楽坂通り(早稲田通り)には、オシャレなカフェやレストラン、ビストロが並び、脇道にそれれば高級料亭やフランス料理店が静かに佇む。
そこは、この地域の歴史と文化が息づいた気高さや品格を感じさせる静かな街。東京の喧騒から隔離された独特な空気に包まれる街を歩いてきた。
かつて芸者が通った階段がそのまま残る横丁
牛込台地にある神楽坂は、外堀通りから神楽坂駅に向かうメインストリートの神楽坂通り一帯に、いくつもの「○○坂」と名の付く通りや路地坂がある坂道の街だ。坂道の観光地といえば広島の尾道が有名だが、そこまで急勾配の地形ではなく、街の風情を感じながら気楽に歩ける坂がほとんど。息を切らすことなく、のんびりと散策を楽しめる。
飯田橋駅から神楽坂駅に向かうと、まず外堀通りを神楽坂下交差点から南にすぐの場所に庾嶺坂(ゆれいざか)がある。江戸時代初期に梅林があり、江戸幕府の二代将軍・徳川秀忠が中国の梅の名所から名付けたと伝えられている坂。坂沿いの高い石垣は、江戸時代からの風情を残す。


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