今回のキャンペーンの予算はどのくらいなのだろうか。
台湾観光庁の観光振興策「観光双輪駆動方案(観光ダブルエンジン施策)」の一環として、2026年8月14日に台湾の立法院で可決された。
総額33億3000万台湾ドル(日本円で約165億円)が予算の総額だが、そのなかには団体旅行向けの予算も含まれており、今回の個人旅行のキャンペーンの内訳は明らかになっていない。仮に25億台湾ドルとする。これはリピーター50万人の当選額に相当する金額である。
どのくらい台湾に訪れるのか?
では、期間中にどのくらいの外国人が台湾を訪れると想定されるのか。
2025年の年間訪台外客数は延べ857万人だった。
キャンペーンの対象期間は173日間なので、857万人×173日÷365日=406万人と仮定する。
ただし、今回のキャンペーンはリピーター(とその同行者)のみが対象となる。406万人のうち、先述したリピーター率の42%をかけあわせると、キャンペーン対象者は171万人になる。さらにキャンペーン対象者すべてが登録するわけではないことも前述したとおりだ。
前回のキャンペーンでは入国者に占める登録者の割合が約44%だった。これをかけると約75万人となる。もちろんリピーターのみが対象の今回のキャンペーンのほうが、登録者の割合が高めに出ることも想定されるが……。
予算が50万人分、対象者が75万人と仮定すると、実に67%の当選確率となる。かなり悲観的に見積もって40%としても、当選金の期待値は1万円を超えることになる。いずれにしても、前回のキャンペーンの12%よりもはるかに高い確率になることは、ほぼまちがいないといえるだろう。
今回のキャンペーンで最も気をつけたいのは登録時期である。入国の90日前から7日前までに登録すればよいとあるが、毎週水曜日に抽選が実施される。90日前に登録すれば、台湾に入るまでに10回以上抽選する機会があるにもかかわらず、7日前だと1回しか抽選できない。毎回当選確率が同じと推定されるので、結果として確率は10倍以上異なる計算となる。
そのため、当選確率を高めるためには、とにかくできるだけ早く登録を済ませておくことが最重要といえる。
なお、複数のリピーターが台湾に行く場合は、同行程でも別々に登録をすることになる。


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