睡眠についての知見を深めたかった私は、新規購入者に付与される3カ月無料体験を使い、毎日のようにAIへ質問を投げまくった。具体的には「浅い眠りって価値はあるの?」「ノンレム睡眠とレム睡眠はどっちが大切?」「睡眠スコアを伸ばすための方法は?」といった質問だ。
AIからは「浅い眠りはノンレム睡眠のステージ1と2を合わせたもので、一見すると質が低そうに見えますが、記憶の整理や情報の処理に欠かせないプロセスです」「ノンレム睡眠もレム睡眠もどちらも重要です」「寝室の温度設定やスマホの使用を控えるなど、大輝さんに合ったやり方を一緒に考えていきましょう」といった回答があった。
私たちが検索などで普段使っているAIモードと異なり、専用アプリはより専門的で、それぞれの個人に適した回答をくれる。AIからは毎朝「今日の睡眠スコアは83と良好ですが、安静時心拍数が61bpmまで上がっており、今朝のエナジースコア(回復の通信簿)は15と低めでした。今日は無理しないほうが賢明です」といったコメントがあり、参考になる。
これはあくまでの私の感覚値だが、睡眠スコアが80を超えてくると基本的にその日は絶好調。まるでアスリートの“ゾーン”のように集中して仕事に打ち込める。睡眠スコア70~80くらいだと普通。スコアが60台になると日中に眠気や倦怠感を感じるようになる。
その日の自分のパフォーマンスが朝の時点でおおよそ予想できるので、「今日は労働時間を短くして回復に充てよう」「今日は絶好調だから行けるとこまで行くぜ」といった戦略を立てやすい。最近は起床したとき「この感じだと睡眠スコアは75くらいかな」といった予想を立ててからアプリを確認している。自分の中の感覚値(主観)と睡眠スコア(客観)を照らし合わせることで、自分に対しての“解像度”は間違いなく上がった。
「睡眠の質」を上げれるかは自分次第
同製品は睡眠データを収集・分析・アドバイスをしてくれるが、実際に「睡眠の質」を高められるかどうかは、これはもう本人のやる気と努力次第だ。私はAIからのアドバイスをより深く理解するため、名著『睡眠こそ最強の解決策である』や『スタンフォード式 最高の睡眠』などの書籍を読み漁った。
詳しくは同アプリないし同書を参考にしていただきたいが、例えば睡眠の質を高めるために私が試行錯誤→現時点で効果を感じている方法としては……
ちなみに私は毎日2~3時頃に寝て、10時くらいに起きる生活を7年間ほど続けている。基本的にアラームはセットしないが、さすがに昼前後に起床するのは社会人としてどうかと思い、11時頃にアラームをセットすることはある。この話を聞いて「だらしない」と感じた人は、もしかしたら睡眠に関する知識が不足しているかもしれない。


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