有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #浪人したら人生「劇的に」変わった

「早稲田は岡山にあると思ってた」宮崎から東大目指し2浪…"地元1番の秀才"が知った情報格差、今思えば「それもよかった」訳

9分で読める
原さんの幼少期
成績優秀でしたが、“情報”は限られていました(写真:原さん提供)

INDEX

浪人という選択をする人が、20年前と比べて半数ほどになっている現在。「浪人してでも行きたい大学がある」と考える人が減る中で、長い時間をかけて学び続ける経験は、人をどのように変えるのでしょうか。
自身も9年間の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験を持つ濱井正吾氏が、さまざまな学び直しの経験者にインタビューし、その道を選んで良かったことや、頑張り続けられた理由を探ります。

今回は、宮崎県から2浪で東京大学理科二類に合格した原蒼空さんにお話を伺いました。毎年大学等進学率が50%を切る宮崎県から東大に進学した原さん。

しかし、彼は「田舎の情報格差が逆に武器になった」と語ります。

独特の視点で浪人生活を振り返る原さんに、3年間の道のりを伺いました。

大学進学者がほとんどいない環境

原蒼空さんは宮崎県小林市に生まれ育ちました。大学進学者がほとんどいない環境で、姉が家族で初めての大学生、自身は家族で2番目という家庭でした。

宮崎県小林市出身(写真:原さん提供)

幼少期は内気で人見知り。パズルなどの正解が決まっているのもよりも、ドミノ倒しなど自分なりの創作ができるものが好きで、友達との思い出はほとんどなかったそうです。

「ゲームをひたすらやっている子どもでした。小4の時には『ONE PIECE』にはまって、セリフをすべて言えるようになりました」

地元の小学校では首席。先生が用意したプリントを早く解きすぎるので、「先生の代わりをやってくれ」と解けていない子のところに手伝いに入る子どもでした。

中学校は、友達に誘われた縁で中学受験を経験し、中高一貫の県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校に進学しました。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数