有料会員登録
キャリア・教育

教員と生徒が1週間「遠く離れた他校の日常を知る」、北海道・宮崎・広島の公立高校3校が仕掛ける、異例な"越境の学び"とは?

8分で読める
オンラインで会議をつなぎながらの調印式
北海道大空高校にて、「3校循環型滞在研修」の覚書を調印(写真:大空高校提供)
  • 佐藤 智 ライター・教育コラムニスト

INDEX

北海道大空高校・宮崎県立飯野高校・広島県立大崎海星高校が、「3校循環型滞在研修」を実施した。各校で選出された教員と生徒が1週間、他校に赴く。おそらく前例がないであろう公立高校の循環型滞在研修は、2026年9月に第1回が開催された。取り組みの概要や狙いについて話を聞いた。

遠く離れた地域の3校循環型滞在研修

2026年4月、エリアが全く異なる公立高校3校が、教員を学校の予算で循環させる研修制度を発表した。大空高校から飯野高校へ1名、飯野高校から大崎海星高校へ1名、大崎海星高校から大空高校へ1名の教員がそれぞれ1週間派遣された。

また、生徒たちは1校から各校に1名ずつ派遣。つまり、大空高校からは飯野高校と大崎海星高校へと1名ずつが赴く。

2026年9月に第1回が開催される「3校循環型滞在研修」(画像:筆者提供)2026年9月に第1回が開催される「3校循環型滞在研修」(画像:大空高校提供)

3校はそれぞれが地方の小規模校として、地域課題の解決と探究的な学びに取り組んでいる。

北海道大空高校のある大空町には女満別(めまんべつ)空港があり、農業が盛んだ。広島県立大崎海星高校は広島県の大崎上島という離島に位置し、宮崎県立飯野高校は山間部のえびの市内唯一の県立高校だ。大空高校校長の大辻雄介先生は3校循環型滞在研修の狙いをこう語る。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数