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キャリア・教育

教員と生徒が1週間「遠く離れた他校の日常を知る」、北海道・宮崎・広島の公立高校3校が仕掛ける、異例な"越境の学び"とは?

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オンラインで会議をつなぎながらの調印式
北海道大空高校にて、「3校循環型滞在研修」の覚書を調印(写真:大空高校提供)
  • 佐藤 智 ライター・教育コラムニスト
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そして、昨年の『仕事図鑑サミット』で『特別なプログラムとして他校やその地域を見るのもいいが日常も体験したい』という意見が出され、生徒の越境体験に加えて教員の循環型研修の構想が固まっていきました」

大胆な取り組みに対して、ネガティブな意見は出なかったのだろうか。

「越境や探究の価値はすでに十分実感している学校同士なので、大変なことがあっても、それを上回る学びがあることは確信していました。それに、これまでの交流の中で互いの学校にリスペクトが育まれていました。だからこそ、まずはやってみようと動き出すことができたんです」

数学科の教員を循環、赴任する先生たちの意気込み

欠員が出ないよう、各校数学科の教員を選出。9月5日から大空高校・横山北斗先生、飯野高校の山口慶先生、大崎海星高校の京谷竜輝先生が循環型研修を体験する。7月には3名の先生の顔合わせがオンラインで行われ、授業の進度や受け持つ生徒たちの様子などを共有し合った。

飯野高校で学年主任を務める山口先生は「仕事図鑑サミット」で3校循環型滞在研修の構想を話していた場に同席していたという。

「『本当に実現するのかな?』とワクワクしながら聞いていました。これまでも本校では探究に力を入れてきましたが、今年度から『みらい探究科』という名称を掲げ、一層学びを進化させていくタイミング。この機会に他校から1つでも多くのものを吸収してきたいと思っています」

一方の京谷先生は、大崎海星高校に赴任して1年目。「これから2、3年は本校にいるだろうという見立てで選ばれたのだと思う」と語る。まだ自校のこともわからない自分が行って大丈夫だろうかという不安もあったが、「この時期に他校を見ることで得られるものがあるはずだ」と感じているという。

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