有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

"熱々になるPC"では最高性能も台無しに…「AI時代のノートPC選び」、スペック表でわからない性能差はどこに出る?

12分で読める
レノボ ThinkPad
30年以上、日本で研究・開発が続けられてきたレノボのノートPC「ThinkPad」(写真:筆者撮影)
2/9 PAGES
3/9 PAGES

実際、アップルも26年8月に発表したMacの新製品で、ローカルAIやAIエージェントを打ち出している。AIをPC上で継続的に処理する用途が増えれば、演算性能だけでなく、それを支えるメモリーや冷却などの設計が重要になる。

アップルも消費者のメインユースをAIと定義し、総合的なバランスをアピールしている(写真:アップル)

つまり、AIによって変わり始めているのは、単純な「最高速度」だけではない。PCで実際の作業をどれだけ快適に処理し続けられるかという、性能の意味そのものなのである。

冷却性能が不足すると処理能力が発揮できない

その違いがわかりやすく表れるのが冷却だ。

ノートパソコンでは、CPUなどで発生した熱を細い金属パイプ(ヒートパイプ)などで放熱板(冷却フィン)に運び、ファンで外へ逃がす。高い負荷が続けば、それだけ多くの熱が発生するため、冷却性能が不足すると、動作速度を抑えて温度を下げる必要が出てくる。

AI処理を長時間実行する場合、これは重要な問題になる。プロセッサーが高い処理能力を持っていても、熱を逃がせなければ、その性能を継続して使うことが難しいからだ。

4/9 PAGES
5/9 PAGES
6/9 PAGES
7/9 PAGES
8/9 PAGES
9/9 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数