これまでのPCは、性能を比較する方法が比較的わかりやすかった。CPUの世代やコア数、GPU(画像処理装置)の性能、メモリー容量などを見れば、おおまかな処理能力を判断できたからだ。もちろん、薄さや重量も持ち運びやすさを決める重要な指標であることは変わりない。
しかし、AIの利用が広がると、この考え方だけでは足りなくなってくる。
AIエージェントの普及で、PC側の処理が増える
例えば、ユーザーがAIに質問して答えを受け取るだけなら、処理が一時的に集中しても大きな問題にはなりにくい。
ところが、人に代わって自分で判断しながら作業を進めるタイプのAIエージェントのように、AIがメールを整理したり、情報を検索したり、資料を作ったりといった複数の作業を連続して実行するようになると、PCに求められるものが変わってくる。
一瞬だけ高い性能を出すことより、負荷が続いても性能を維持できることが重要になるからだ。
塚本氏は、AIについて「何かを尋ねるもの」から「自律的に行動するAI」へ変わりつつあると説明する。エージェント型AIが普及すれば、クラウドだけでなくPC側で処理する場面も増え、これまでとは異なる設計が必要になるという。


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