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無料見逃し配信「TVer」が、テレビを見ない若年層にも支持される理由…右肩上がりの高成長に死角はあるか

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TVerは利用者数や再生数を順調に伸ばしている(撮影:今井康一)

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『VIVANT(2026)』(TBSテレビ)の第1話が、歴代最高の887万再生を記録――。8月初め、民放各社による無料見逃し配信の「TVer」が、威勢のいいリリースを発表した。7月26日の地上波放送終了後から配信したこのドラマが、同日から8日間の再生数で最高記録を更新したからだ。

電通の推計によると、民放のテレビメディア広告(地上波テレビと衛星メディア関連)はネット広告に押され、緩やかながらも漸減傾向にある。しかし、キー局は必ずしも悲観的ではない。この項目には含まれない、TVerの高成長という明るい材料があるからだ。

TVerの前身であるプレゼントキャストを在京キー局5社と大手広告代理店4社が中心となって設立したのは、2006年4月のことだった。20年に現社名になり、21年6月には在阪5局も出資した。当初は五輪の映像記録などを流していたが、15年10月26日に民放による番組配信サービスを53番組でスタートした。

それから10年が経ち、今や常時1000番組の配信ラインナップをそろえる。地上波の多くの番組は、放送終了後から1週間程度、視聴できる。テレビで番組の最後に「TVer 見逃し無料配信中」と出るのを見たことがある人は多いだろう。

試行錯誤しながら成長を加速

TVerの資料によると、月間ユーザー数(MAU)は4470万人(26年1月)、月間動画再生数は6.5億回(25年12月)、累計アプリダウンロード数は9000万超(25年10月時点)にまで拡大している。特にここ数年は、様々な試行錯誤を経ながら成長を加速させている。

例えば、口コミを視聴へとつなげるための仕掛けだ。

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