また、開発ブログのバズやITカンファレンスへの登壇を通じて異業界のエンジニアと接する中で、宮本さんの価値観にもポジティブな変化があったという。
「元々『コードが書ける人ってすごいな!』とは思っていたんですが、自分で開発をやってみたことで『すごいな』の解像度がグッと上がりました。
それをエンジニアの方々にお伝えすると『歌って踊るってやばくない? アイドルって、本当にすごい!』と言ってくださるんです。違う立場でも、お互いに尊敬し合える関係になれるんだと思えました」
「強烈な尖り」を持つ人が勝つ時代
宮本さんは現在、開発に必要な知識を深めるために勉強を続けている。さらに、次回ライブツアーに向けた特設サイトを自力で作り、バグの修正を行っている最中だという。舞台やライブパフォーマンスのレッスンに追われながらも、なぜ彼女はテクノロジーの学びを止めないのか。
「今の業界って、アルゴリズムを研究してハックした人が勝つ部分もあると思うんです。ただ、これからはみんなが『えっ!?』ってなるようなクリエイティブを生み出す人がやっぱり勝っていくと思います。強烈に尖ったものを作れる人の時代がくるだろうし、私はバランス型だからこそ、日々インプットの時間が必要だと感じていますね」
開発への強い意欲を持ちつつも、宮本さん本人はあくまでアーティストとして「歌って踊ること」と「作品作り」を大切にしている。
「根底にずっと『何かを作りたい』『制作していたい』という気持ちはあるんだと思うんですよね。大好きな音楽をみなさんに届けるためには何をしたらいいか? その『何か』をずっと追求しています。根っこがずっと変わってないからこそ、たどり着いたのかなって思います」


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