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新聞の分厚い公式データブックに1986年から掲載されてきた調査データが、ある年を境に消えた――。
全国の新聞社や通信社、放送局が加盟する日本新聞協会は毎年、新聞に関する1年間の記録・統計をまとめた『日本新聞年鑑』を発行している。
記録を残すのがなりわいの業界だからだろうか。年鑑は500ページを超え、データがこと細かに掲載されている。
そのデータの1つに「日刊紙の購読料・実ページ数一覧」があった。主要な新聞の購読料のほか、調査月(基本的に4月)の月間延べページ数と、それを発行日数で割った朝刊・夕刊の1日平均ページ数が載っていた。
ところが2022年の年鑑から、当該欄のレイアウトはほぼそのままに、ページ数に関する記載が消えた。スペースは「備考欄」となったものの、ほぼ何も記載されず、空白が広がっている。
データが載らなくなった今、1日平均ページ数はどうなっているのか。
東洋経済は、発行部数上位の全国紙3紙である読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞を対象に、現状を独自に調べた。
具体的には、紙面がまとめられている縮刷版(26年4月分、東京版)で、1日ごとの朝刊、夕刊のページ数を数えた。発行回数で割って平均を求め、年鑑に載っていた過去のデータと比較した。