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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「モノが怖くて眠れない」300平米の"巨大な家"に暮らす母の苦悩…《80代親の生前整理》で娘が知った、切ない思い出

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ゴミ屋敷 豪邸
300平米もの広い家に1人で暮らしていた母。その部屋の中はゴミ屋敷になっていました(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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「公民館でゴミ出しをするけども、月曜は何、水曜は何と決まっているから全部出せないんですよ。それに、スペースにも限りがあるから2袋出すともう出せないんです。近所の方に迷惑をかけるから」(母)

以前、ゴミ出しの際に背骨を折ったこともあるという。

「そのときは、家まで帰ってくるのが大変で、階段も這って上がっていました」(母)

一度は別の業者に片付けを頼んだが、大雑把な作業で、細かいところまでは手が届かなかった。そんな矢先に脳梗塞で倒れ、治療後、病院でリハビリを受け始めた。自由に動くことができなくなり、娘の世話になるようになった。

片付けられなかったのは、母がだらしなかったからではない。片付けようと思っても、片付けることができなかったのだ。転機は、娘に勧められて「イーブイ片付けチャンネル」の動画を見たことだった。そこから、この家の片付けは動き出した。

事故の後遺症で右腕の上げ下げがままならないという母(写真右)。娘とともに片付けに臨んだ(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
無理に片付けず、依頼主の気持ちやペースを大切にしたいと話すイーブイ。都度確認しながら作業は行われた(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

生前整理を始める時期について、二見氏はこう話す。

「タイミングは人それぞれです。でも、『生前整理』という言葉が本人の口から出たタイミングが、そのときなのかもしれないですね」(二見氏)

荷物から出てきた「孫からの手紙」に涙

母の部屋には、たくさんのCDが並べられた棚がある。音楽は、母の暮らしの支えだった。

「掃除のときはタンゴをかけるんです。タンゴをかけると元気が出てきてスイスイできるので。音楽に救われています。(亡くなった)主人がポール・モーリアが好きでね。大阪のフェスティバルホールにはよく行きましたよ。連れて行っていただいて。これから静かに聴いてみたいなと思ってね」(母)

夫との思い出が詰まったCDコレクション。大切に取っておきたいモノだという(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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