2023年のサンパウロ州立大学のメタアナリシスでは、8週間以上の筋トレ介入を行った14本の臨床試験(合計253名対象)を解析しています。
結論は明確で、中~高強度(1RMの60%以上)、週2回以上、8週間以上継続することで、最も大きな血圧低下効果が得られました。
男女差と加齢の影響:女性・高齢者にも効果的
2024年の女性を対象としたオーストラリア・RMIT大学のメタアナリシスでは、有酸素運動と筋トレの両方が動脈硬化(血管の硬さ)を改善することが報告されています。
特に有酸素運動が大きな効果(効果量 SMD=−1.87)を示し、筋トレも軽度ながら動脈の柔軟性を高める傾向(効果量 SMD=−0.31)がありました。
つまり、女性においても筋トレは血管の「しなやかさ」を保つ上で役立つという結果です。この血管の柔軟性の向上が、長期的な血圧安定に寄与すると考えられています。


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