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「築47年、都心マンションを60歳でリノベ」 失敗だらけの"自力リノベ"でも「人生最後の買い物」に、心から納得できた理由

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マンションリノベ
業者によるリノベーションとDIYで作り上げた「落ち着きのない部屋」(撮影:梅谷秀司)
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リノベを終えて思うのは、まず自分にとっての「心地よい暮らし」を徹底して考えることが何より大事だということ。

筆者が「落ち着きのなさ」に「心地よさ」を感じように、「心地よい暮らし」は人によって千差万別だ。理想のゴールを設定したら、そこから逆算して今必要なもの、するべきことを考えてスケジュールを組む。

今回のリノベで特に力を入れたキッチンスペース(撮影:梅谷秀司)
リノベではスポットライトの間接照明を取り入れた(写真:筆者撮影)

また肝に銘じたいのは、当たり前かもしれないが、リノベにはできることとできないことがあるという点だ。予算の限りもある。だからこそ、何を優先にしたいのか、そこの順位を明確にしておくことが求められる。

例えば筆者の部屋はマンションなので、配管の問題がたびたび立ち上がり、トイレは当初決めていた便器から変更を余儀なくされた。浴室もそうだ。前編で書いたように構造的な問題で、シャワーのみの狭小スペースにせざるをえなかった。

しかし、システムキッチンの色だけは譲れないと、絶対に「ビビッドな赤色」から妥協せず、ハイエンドな価格帯であったが初心を貫いた(ビビッドな赤色キッチンの既製品は、調べた限り1社しか取り扱いがなかった)。

予算の問題でシンプルでノーマルなものを選んだ洗面台と、大工事となった浴室(撮影:梅谷秀司)

筆者の「落ち着きのない部屋」にかかった費用総額

特にプロの手に委ねるしかない設備系は、譲れない点と妥協点、お金をかけるところと省けるところを明確にすることが必要だ。見えないところにはお金をかけない主義の筆者は、収納用品などは百均アイテムをフル活用した。

そして、理想を追求するならばDIYは不可欠である。面倒なこともあるが、なんとか不可能を可能にできないかと頭をひねる作業も楽しい。

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