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「築47年、都心マンションを60歳でリノベ」 失敗だらけの"自力リノベ"でも「人生最後の買い物」に、心から納得できた理由

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マンションリノベ
業者によるリノベーションとDIYで作り上げた「落ち着きのない部屋」(撮影:梅谷秀司)
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調味料入れやコンセントカバー、ゴミ箱の蓋、隙間家具の引き出しなど、取り外せるものはすべて外して、ベランダで赤のスプレータイプの塗料を塗りに塗りまくった。

しかし、失敗した塗装もある。

前の住人が2DKを素人工事でワンルームにしていたことで、あちこちに中途半端なリフォームの痕跡がある筆者の部屋。

おそらく元和室の開き戸押し入れだったと思われる収納部分がある。これまでサブPCやら書類、ゲームソフトなどをぎっしり詰め込んでいたのでそれほど気にならなかったが、全部出してみると古ぼけた木目がやけに目立つ。いや、きれいだったとしても、そもそも“落ち着きのある空間”代表格の木目は、筆者的にNGである。

和室の押し入れだった名残りがあったワークスペースの収納(写真:筆者撮影)

そこで、梁用に購入した赤の塗料を塗ってみると、思わず叫び声を上げてしまいそうな、凄惨な事件現場のような仕上がりになってしまったのである。調べてみると木目を浮き上がらせないためには、研磨して粉やシーラーなどで下地を整えないと地の状態が浮き出て血天井になってしまうのだ。

これは……ちょっと悪趣味かもしれない(写真:筆者撮影)

「公的支援制度」活用で、リノベ費用を大幅に抑えることができる

こういうケースにはパネルを貼るとよいという情報を入手し検討したが、素人には扱いが難しそうである。そこで選んだのが、カッターでも簡単に切断できる赤のプラスチックダンボール。書類やPCを並べる場所なので少々下手でも隠れてしまうため問題ない。カッターでカットして両面テープで貼ればそれなりの見映えに仕上がった。

完成した収納はワークデスクに(撮影:梅谷秀司)

そして全体が整ってくると、次はいかにも昭和なサッシ窓の古臭さが際立つ。塗るか何かを貼るにしても、まず土台を整えようと、枠の凹みには木部用パテを塗り、枠の凸凹している部分にヤスリをかけた。

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