さらに用語を募集したのも、今秋の検討委員会設置が報じられたのも、地方大会がはじまる最悪なタイミングでした。「高野連はこういうバラバラな組織なのか」「現場の球児や監督・コーチらのことは考えていない」と思われても仕方がないように見えます。
もし野球用語変更の問いかけをするのなら、日本高野連からの発信であるほうがフラットな視点で受け止められやすいでしょう。また、それを少年野球からプロ野球まですべての現場にも働きかけるのかなどの段階的な計画性を明かしておいたほうが理解を得られそうです。
今回の件をきっかけに高野連のガバナンスはアップデートされていくのか。それとも旧態依然なのか。今後、厳しい視線が注がれていきそうです。
「もっと検討すべき問題がある」という世間の声
甲子園大会では日本高野連を含む運営サイドが批判の声をあびたばかりでした。18日に行われた準々決勝の宮城・仙台育英高校と和歌山・智弁和歌山高校の試合終了後。敗れた仙台育英高校の須江航監督が勝った智弁和歌山高校の中谷仁監督を称えようとしたところ、すぐに高野連の担当者とみられる人物に引き離されたことに不満が殺到したのです。
「円滑な大会運営のため」などの理由は理解できるものの、「学校教育の場としてどうなのか」「スポーツマンシップはないのか」という疑問が上回った感がありました。ひいては高校野球をめぐるその他の問題も含め、高野連そのものに不満がくすぶっているのか。そう感じてしまうほど多くの批判が上がっていたのです。


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