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「約束していた数量も受けてもらえず、生産能力だけ抱え込む。こちらとしては固定費が膨らむ一方でそれは困るという状況だった」。あるパワー半導体メーカーの幹部はそうため息をついた。
一時は、世界的なEV(電気自動車)シフトに伴って需要が急増するとみられていたパワー半導体。動力源となるモーターを制御する役割を担うが、中でも高電圧への耐久性に優れ省エネ性能が高いとされる炭化ケイ素(SiC)パワー半導体は、新たな市場を切り開く戦略商品としてパワー半導体メーカーがこぞって拡販にしのぎを削っていた。
記事の続きでは、「EV向け市場で起きた大誤算」「暗雲が垂れ込めていたパワー半導体市場への光明」「ローム、東芝、三菱電機の3社事業統合構想の行方」などの詳細分析をお読みいただけます。
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