ゴルフのサブスクは利用者だけでなく、ゴルフ場にとっても利点があった。人が集まりにくい平日や早い時間帯・遅い時間帯など、無駄になる空いたプレー枠を運営側に買い取ってもらえるからだ。
では、なぜ終了するのか。NTTドコモに問い合わせると、担当者からは「サービス側の起因というより、会社全体で見たときの事業判断的な影響が大きい。公に発信できるようなコメントは難しい」との回答があった。
はたしてこれは本当なのだろうか。関係者への取材を重ねて見えてきたのは、「ゴルフ×使い放題」が抱える、運用の構造的な難しさだった。
ゴルフのサブスク運営のきっかけ
GOLF me!のゴルフ場の新規開拓や予約システムを請け負っていたのは、協業相手のオフィスワイズという会社だ。2021年にGOLF me!の前身となるゴルフサブスクサービス「TeeRex」をスタートさせ、GOLF me!になってからも予約システムを担当していた。
同社がサブスクを始めたきっかけは、コロナ禍だった。
「もともとプロモーションや海外教育、飲食などを手掛けていたのですが、コロナで売り上げが急減。新規事業を検討するなかで、『ゴルフのサブスク』というアイデアが生まれた」(代表取締役・山田敬三氏)
ゴルフのサブスクは、それまでどこも手掛けていなかった。2020年にアイデアが生まれると、急ピッチでシステムを開発。2021年4月に6コースからサービスを開始した。


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