子どもを変える前に、まず言葉を変える。言葉を変えると、行動の入口が変わる。
行動の入口が変わると、親子の毎日が少しずつ変わります。
文句を言っていても、「できている方」を見る
シンプル・ディレクションをしても、子どもが気持ちよく動くとは限りません。
「えー、めんどくさい」「なんで僕がやるの」「あとでやるって言ったじゃん」
そんなふうに文句を言うこともあります。
ここで大事なのは、文句の方に反応しすぎないことです。
文句をゼロにしてから行動させようとすると、親子バトルが長引きます。
でも、文句を言いながらでも服を洗濯カゴに入れたなら、見るべきは文句ではなく、できた行動です。
「入れられたね」「そこまでできたね」「ひとつ終わったね」
と、できている事実に注目します。
発コミュでは、これを「行動を待つ」と考えます。
すぐに動かない時も、何度も追いかけて言葉を重ねるのではなく、安全を確認しながら、子どもが行動に移る時間を待つ。
親が感情に巻き込まれずに待てると、子どもは自分で動き出す経験を積みやすくなります。
もうひとつ、とても大切なことがあります。
それは、できた後に余計なひと言を足さないことです。
せっかく子どもが服を洗濯カゴに入れたのに、
「最初からやればいいのに」「毎日これくらいできるといいんだけどね」「まだ本が残ってるよ」
と言ってしまう。
これ、ついやってしまいませんか。
でも、この一言で、子どもの中の「できた」という記憶がしぼんでしまいます。
できたら、まず肯定して終わる。
「入れられたね」「ありがとう」「ひとつ片づいたね」
それで十分です。


※ログイン後、コメント入力が可能です。