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キャリア・教育

「何度言っても片づけない」は、脳のせいだった→発達障害・グレーゾーンの子が動き出す"たったひと言"の変え方

8分で読める
発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!
子どもの行動を引き出せる「シンプル・ディレクション」とは?(写真:maroke/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士
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親は「片づけて」と一言で済ませているつもりでも、子どもの脳の中では、

「何を?」「どこへ?」「どの順番で?」「どこまでやれば終わり?」

が一気に押し寄せます。

すると、子どもは動けなくなります。

これは、やる気がないからとは限りません。反抗しているからとも限りません。

ただ、行動の手順が見えていないだけかもしれないのです。

「片付けなさい」ではなく、行動を1ステップに分ける

シンプル・ディレクションで大切なのは、「片づける」という大きな行動を、1ステップに分けることです。

たとえば、「部屋を片づけて」

ではなく、「この服を、洗濯カゴに入れよう

と言います。これなら、子どもは考えることが少なくなります。

何をするのか。どこへ持っていくのか。何をしたら終わりなのか。

それが、すぐにわかります。

つまり、決意も、計画も、複雑な判断も必要ありません。

ただ動けばいい状態に「分解」するのです。

できたら、すぐに肯定します。

「入れられたね」「ありがとう」「服、ひとつ片づいたね」

そして次に、「その本を、本棚に戻そう

と、また1ステップで伝えます。

このように、小さな行動を積み重ねていくと、子どもは「できた」という感覚を持ちやすくなります

ポイントは、分解しすぎないことです。一度に伝えるのは、3〜5個まで。

最初は簡単な行動から始める。

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