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キャリア・教育

10年後の大学入試はどう変わるか「課外活動したほうがいい?」「勉強以外も大事?」と悩む必要はない本当の理由

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受験生
東北大学の入試改革などを手がかりに、これからの入試の行方を読み解く(写真:Fast&Slow/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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推薦入試という言葉には、いまだに独特のイメージがあります。

「学校の先生に気に入られていれば有利なんでしょう?」「部活を頑張っていれば、多少勉強ができなくても大丈夫なんでしょう?」「一般入試の勉強が嫌だから、推薦に逃げるんでしょう?」と。

しかし、先ほどの東北大学の話でもありましたが、推薦入試は別に勉強がいらない入試ではありません。

そして今後、どんどん「推薦入試と言えども勉強が必要になる」時代が来ると考えられます。

「推薦=勉強しなくていい」は古い常識

それを考える上でもう1つ重要なのが、高校の「評定」の変化です。

現在の学校の成績では、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点があります。

ところが、文部科学省の中央教育審議会・教育課程企画特別部会が2026年8月にまとめた「審議まとめに向けた検討」資料では、次期学習指導要領に向けて、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」については従前同様に目標に準拠した観点別評価・評定を行うこととしつつ、「主体的に学習に取り組む態度」については、これまでのように独立した目標準拠評価として評定に含めるのではなく、別の形で評価する方向で議論が進んでいます。

もちろん、これは「定期テストの点数だけで通知表が決まる」という話ではありません。思考力や表現力はレポートや課題なども含めて評価されますし、「学ぶ姿勢」が教育から消えるわけでもありません。

ただ少なくとも、「先生の前で真面目そうにしていれば評定が取れる」という方向からは、離れていこうとしています。

これも僕には、推薦入試と一般入試が近づいていく流れに見えます。推薦で使われる評定そのものが、より「何を理解し、何ができるのか」という学習成果を重視する方向に変わっているからです。

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