学生も社会人も「頭のよさ」を身につける5冊
まず最初に紹介したいのは、まさに「新しい入試」のための本・『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』です。本書では、大学教授が学力以外にどういったポイントを「頭の良さ」として見ているのかが、合格者5000人以上のデータ分析に基づいて明らかにされています。
一般入試では英数国などの科目がありますが、推薦入試においては「自己理解」「社会読解」「自己展開」の3つが科目である、と本書は定義しています。この3つを学んでいくことで、「頭がいいとは何か」ということ自体が見えてくる。
人生年表の作成や100の自問自答ワークといった具体的な手法も収録されており、推薦入試を考えている人はもちろん、そうでない人にとっても、新しい時代に求められる力が何かを知るうえで、とても価値のある一冊です。
共通テストを含めて、今は「読解力」がこれまで以上に重視される時代になっています。AIが情報を出してくれる時代だからこそ、その文章を正しく「読める」かどうかが問われる。『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』は、まさにその読解力の本質に迫る一冊です。
本書のタイトルにもなっている「わかったつもり」こそが、読解力がつかない最大の原因だと著者は説きます。「わからない」ことよりも、「わかったつもり」でいることのほうが、はるかに問題なのだと。わたしたちは、一読して「わかった」と思った瞬間に、実は自分の「暗黙の常識」で書いてあることを誤読してしまっている場合がある……。
本書はそうした読書の落とし穴を丁寧に解きほぐし、さらに、生成AIを使ってどう学んでいくか、といった観点からも読めるため、AI時代の学び方を考えたい人にはかなり意味のある本になっています。




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