『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』は、有名な文芸評論家・三宅香帆さんの本です。本書が教えてくれるのは、「インプットをどうアウトプットに変えるのか」ということ。
今の時代、インプットはめちゃくちゃ多いです。スマホひとつで、昔の100倍の情報を手に入れられる時代になりました。だからこそ問題になるのは、「情報をどう読んで、どう人に伝えるか」。
本書では、本・漫画・映画・ドラマを題材に、「比較」「抽象」「発見」などの技術を使って、どうすれば人を惹きつける話ができるのかが具体的に解説されています。しかも「面白い話」とは、面白いエピソードがあるからではなく、「面白い解釈」ができるかどうかだ、という三宅さんの仮説が軸になっているのが本書の大きな特徴。
単なる「話し上手」の本ではなく、思考のインプットとアウトプットを循環させるための本だと言えます。
日常の場面を通して「頭の良さ」を問い直す
『「頭がいい」とはどういうことか――脳科学から考える』は、そのタイトルの通り、結局「頭がいい」とはそもそもどういうことなのかという根源的な問いに答えてくれる書籍です。
「人生は選択の連続である」という表現がありますが、本書はそうした日常の判断や選択の場面を通して、脳の働きから「頭の良さ」を問い直していきます。
どうすれば「いい判断」ができるのか、その裏で脳の中で何が起きているのかを、最新の知見をもとにやさしく解説してくれるのが魅力です。うわべのテクニックではなく、本質的な「考える」という営みを理解したい人におすすめです。




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