起訴状によると、被告人は今年5月、大阪府内の自宅で、飼い犬の「イブ」を殴るなどして殺した。そして、そのわずか5日後、同じく自宅で飼っていた「マックス」を殴るなどして殺したとされる。
起訴内容に対して「間違いありません」と答えた被告人の声は、今にも消え入りそうなほど小さかった。
検察官の冒頭陳述などによると、被告人は塗装業などに従事していたが、体調を崩してからは無職となり、妻や子どもらと暮らしていた。
捜査機関に対する妻の供述によると、被告人は酒を飲むと気性が荒くなりやすく、事件当時も酒に酔っていたという。
酒に酔い「ブチ切れた」部屋は血だらけに
さらに、今回起訴された2匹の犬だけではない。それ以前にも、飼っていたウサギを殺したことがあった。
被告人自身も捜査段階で、酒を飲むと「ブレーキが利かずにキレてしまう」と供述している。
犬2匹を殺した際も、酒に酔っていた。犬が家の中を糞まみれにしたことに腹を立て、犬を叩いたり、掃除をしたりする中で噛まれ「ブチ切れた」のだという。
2匹はいずれも保護団体から引き取った犬だった。犯行後、部屋は血だらけになっていたという。

