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キャリア・教育

「勝ちオスはなぜ勝つのか」クジャクの羽もピカソの芸術も同じ理由…動物のあらゆる特性がモテにつながっている真相

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羽根を広げたクジャク
ダーウィンの進化論にもとづいたクジャクの羽とピカソの絵の共通点(写真:Drnbt/PIXTA)
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認知科学者のロジャー・シェパードという大御所のもとで空間思考を学んでいた彼は、学位取得後にはるかに重い問いを投げかける。

人間の心は「何をするために」設計されたのだろう?

進化心理学者が解き明かす「心の目的」

『恋人選びの心』を要約するとこうなる。

創意性だとか道徳性といった心の産物は動物の中でも人間だけが持っている特性で、そのために人間は動物とは質的に異なると考えられる。

しかし、ミラーによれば、人間の心も進化の課題を解決するために生まれた「道具」にすぎないのだと。
具体的にはどんな課題を?

パブロ・ピカソはカンヴァスに、バッハは楽譜に人生を捧げたが、こうした行為は動物が生存するために必ずしも必要なものではない。

楽譜がライオンや寒さから守ってはくれない。そうであるならば、創意的な努力の持つ本質的な意味や目的は何なのだろう?

本人ですら認識できないが、相当部分はペアリングのためなのだ。

これはミラーをはじめ最近の進化心理学者たちが出した大胆な解答であり、現在多くの学者の支持を得ている見解だ(Kenrick & Griskevicius, 2013)。

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