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アプライド・マテリアルズ、好調な業績見通しでも株価が下落した背景…高くなった投資家の期待に応えるハードル

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(写真:ブルームバーグ)

半導体製造装置大手の米アプライド・マテリアルズは13日、市場予想を上回る業績見通しを示したものの、投資家の反応は鈍かった。AIブームの鍵を握る同社への期待が非常に高まっていることを示した。

発表資料によれば、8-10月(第4四半期)の売上高は約103億ドル(約1兆6400億円)になる見通し。ブルームバーグの集計データによると、アナリスト予想平均は96億2000万ドルだったが、一部には100億ドルに近い予想もあった。

投資家は今年、アプライドがAI経済の主要な勝ち組になると見込んで、同社株を買ってきた。同社は米国最大の半導体製造装置メーカーで、半導体需要が急増する中で中心的な位置を占めている。ただ、株価は2倍超に上昇した後だけに、投資家の期待に応えるハードルは一段と高くなっている。

Photographer:I-Hwa Cheng/Bloomberg

決算発表後の時間外取引で株価は約3%下落した。

先月には、競合のKLAも決算発表後に株価が下落した。決算はおおむねアナリスト予想通りだったが、フリーキャッシュフローは予想を下回った。

アプライドは半導体業界の健全性を測る指標とされる。半導体メーカーが生産拡大を必要とする際に同社の装置を購入するためだ。業界がメモリー半導体などの部品不足に直面する中、SKハイニックスやマイクロン・テクノロジーといったアプライドの顧客は、新たな製造施設の建設を急いでいる。

ゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)はインタビューで、来年について強気の見通しを示した。顧客は製造装置をより早く入手できるよう、アプライドに増産を求めているという。顧客から示された複数四半期にわたる見通しを踏まえ、2027年も力強い成長が見込めると確信しているとディッカーソン氏は語った。

ディッカーソン氏は「顧客は当社に生産能力を増強するよう、引き続き求めている」と述べ、「顧客は工夫を凝らし、クリーンルームのスペースをさらに確保しており、製造装置の納入を前倒しするよう求めている」と語った。

アプライドによると、8-10月の1株利益は一部項目を除いたベースで4.02ドルとなる見通し。市場予想は3.72ドルだった。

5-7月(第3四半期)の売上高は前年同期比25%増の91億2000万ドルだった。一部項目を除く1株利益は3.50ドルに増加した。アナリストは売上高90億ドル、1株利益3.42ドルを予想していた。

アプライドはDRAMの製造装置を手がける。DRAMは、エヌビディアなどが手がけるAIアクセラレーター向けの広帯域メモリー(HBM)の主要部品。

ディッカーソンCEOはインタビューで、需要を満たせるだけの増産には時間がかかるとの見方も示し、「当社のチームは、可能な限り速いペースで増産するため、非常によくやっていると思う」と付け加えた。

原題:Applied Materials Forecast Gets Tepid Reaction After Rally (1) (抜粋)

著者:Dina Bass

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