毎月、収入の範囲内で支出を抑えるのはもちろん、支出の一部を貯金や投資に回す習慣を早く身につける。私はなんだかんだ言って、これが「マネーリテラシー」なんじゃないかと感じています。
そして、「お金が足りなかったら、少しだけゆるく働こうか」と考えを変え、いまのうちから健康に気を配りましょう。働ける体さえあればいつまでも収入は得られますし、老後であろうと生活に困ることはないはずです。
それでも足りないお金を補うのに向き合わなくてはならないテーマが、「老後資金をいかにつくるか」です。まとまったお金をいまからつくるために、「投資」という「お金がお金を生む仕組み」と「その実践方法」が必要になるのです。
私自身の経験でいえば、資産形成のスピードを加速させられたのが、副業やポイ活でした。もしこれらすべてができれば、いままで本格的に資産形成をしてこなかった人でも、本格的に老後を迎える20年後には2000~3000万円の資産を築き、それをもとに安心して老後が過ごせると考えています。
貯金のように「毎月積立」で3000万円
私は、「時間がお金をつくる魔法の方法=積立投資」だと考えていますが、少し詳しく説明しますね。私が提唱する投資の戦略は、次の通りです。
「NISA口座」で、「米国株式(S&P500)」か「全世界株式(オールカントリー)」の成長に連動する投資信託を「積立」で買い続け、老後(65~70歳)までにできるだけ「NISA枠1800万円」を埋められるようがんばる。これだけです。
ここでは詳しい用語の解説は割愛しますが、投資のことを少しでも知っている方からすれば、もはや戦略と呼んでいいのかわからないくらいシンプルです。でも、シンプルだからといって侮ってはいけません。この戦略を愚直に実践すれば、「単なる1800万円の貯金」が「3000万円」に化ける可能性が高いのです。
想定利回り「7%」程度の投資信託であれば月に6万円、仮に「5%」程度だとしても、「月7万4000円」の積立を続けていけば、20年後の元金は約1800万円で、運用収益は約1200万円。合計3000万円に到達できる可能性があります。
「えっ? 月7万4000円なんてムリでしょ」と思われるかもしれません。でも、「月4万円」にして年2回のボーナスで20万円ずつ投資に回す、「月5万円」にして足りない部分を副業などで補う……なんて方法も考えられます。結婚されている方なら二馬力で入金できるので、決して「非現実的」ではないのではないでしょうか。


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