「つらいときももちろんあるし、もう少し時代が変わっていればと思うこともある。だけど受け入れて、なんとかしていかないといけない。なんとか生きていくしかない」
なかなかいいことを言うでしょう。実はこの男性、私です(笑)。
同じ日本でも、10年早く生まれたか、10年遅く生まれたかの差だけで、まったく違う人生だったかもしれない――。こんな風に思う人は多いはずです。バブル入社の先輩たちや初任給の高いいまの若者を見ていて、私も何度そう思ったことかわかりません。
でも、現実と向き合って生きないといけない私たちがやるべきことは、ほかの世代と比べることをやめること。そして、いまできることをがんばって、状況を変えていくことではないでしょうか。
もし他人と比べたいなら、日本よりはるかに厳しい現実を生きている国の人と比べるのはアリかもしれません。「日本人でいる限り飢え死ぬこともないし、医療サービスも充実している。日本人として生まれてよかった」と思えたら、少しは前向きな気持ちになれるはずです。
氷河期世代に試してほしい「4つのこと」
「私たちにできること」って具体的になんでしょうか? キャリアアップもひとつの手ですが、年齢的に限界が見えている人も多いかもしれません。私も会社員としての収入アップは期待が難しいと考えています。そんななかで、私のような凡人にできることは、次のようなことだと考えました。
●投資を始める
●ポイ活や副業をしてみる
●老後もゆるく働いてみる
どこまでやるかはその人の状況によりますが、「このうちどれが大事?」と聞かれたら、「まずは、どれも試してみてほしい」と答えます。
「退職金で何千万円入ってくる予定」とか、「実家が裕福で遺産がガッツリ入ってくる予定」みたいな人は老後の心配はないでしょうが、現状、厳しい状況に置かれている氷河期世代が、50歳前後から自力でそれなりの老後資産をつくるには、「全部やってみる」くらいの心がまえを持つくらいでちょうどよいかもしれません。
大前提は、日々の出費を見直して、できるだけコンパクトな生活にシフトしていくこと。もちろん「食事を一食減らす」みたいな倹約生活は不要ですが、大きなムダを見直すことは、意外とカンタンにできるはずです。


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