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【一橋大学、新設学部の狙いは?】受験のプロが作った「厳選予想入試問題」から見えたAI時代の「頭のよさ」と「観る力」の正体

8分で読める
一橋大学 大学受験 最難関大学の予想問題で鍛える 一生食える地頭力
一橋大学が72年ぶりに新設した学部の名称には、どんな考えが凝縮されているのでしょう?(写真:route134/PIXTA)
  • 相川 秀希 サマデイグループCEO/日本アドミッションオフィサー協会理事長/AO館(中高一貫AO推薦合格指導館Since1988)主宰者
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【見る】
網膜に映し、ラベルを貼って終える。「青い服の男性」「機械が古い」「相関がある」。たいてい何も見ていない。
【視る】
言葉にしようとして詰まり、構造と意図を探り始める。「どんな青か」「なぜ錆びたのか」「なぜこの2つを並べて測ったのか」。
【観る】
写っていないものまで含めて、対象と対話する。「その部屋は寒いか」「現場の士気はどうか」「この数字に記録されなかったのは誰か」。

人間が担うべき、真のデータサイエンスは、まさに、「観る」の領域です。

ここまで来ると、前述の予想問題の意味が変わって見えてくるはずです。

Choose one picture that interests you the most(最も興味をひいた1枚を選べ)

この一文は、単なる選択の指示ではありません。3枚のうちどれを選び、なぜそれに引き寄せられたのかを説明する時点で、受験生の「観る」力が試されるのです。

一橋大学の設問は、いわば大学受験における「ソーシャルビュー」です。

描かれていないものまで観て、それを自分の言葉にできるか。「ソーシャル」を冠した理由に目を向ければ、こうした問題を予想するのは、必然というわけです。

「非認知スキルトレーニング」に挑戦してみよう

単語を覚えるだけじゃなく、日頃の「モノの見方」を鍛えて、「合格(うか)る教養」を身につけるための、「非認知スキルトレーニング」に挑戦してみましょう。

(画像:『最難関大学の予想問題で鍛える 一生食える地頭力』より)

新刊『最難関大学の予想問題で鍛える 一生食える地頭力』の発売を記念した特別イベント(5年後の大学入試問題に会いに行く~ 特別公開ライブ)を実施します(詳しくはこちら)。

「センスとは何か」これまた正解のない問いです。ポイントはひとつだけ。「辞書的な定義を書かないこと」です。

「うわ、この人センスいいな」と心が動いた瞬間のことを思い出してみてもいいかもしれません。ぜひ、自分だけの「センスの定義」を言語化してみてください。

入試問題は、大学からのラブレターです。

「あなたは世界をどう観ているのか」という問いかけに、自分だけの言葉で対話する楽しさを知れば、受験だけじゃなく、人生そのものが豊かになるはずです。

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