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「1億円の家」が200万円で…《バブルが置き去った廃墟島》自販機もポストもない「52人の島」に別荘350軒、歩いて見えた現実

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プール付き別荘が廃墟に
プール付き別荘がボロボロの廃墟に……(写真:筆者撮影)
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調べてみると、面積約2.09k㎡の島に人口52人。そこに約350軒の別荘が建ち並んでいるそうだ。ネット記事には、「鴻島には何もない。飲食店も商店もない」と書かれてある。何もない島に、350軒。別荘、建ちすぎではなかろうか。

どういうことだ? どんな島なんだ? ……もしや、岡山県内で私の夢のまた夢が叶う日が来るのではないか? Googleマップで検索すると、車で片道1時間30分。

これはもう、家族(夫と小学3年と1年の息子、3歳の娘)を連れて行ってみるしかない!

凪の瀬戸内海は、ゆったり(写真:筆者撮影)

島へ渡る船、駅前発は1日1便のみ

7月某日、筆者一家は鴻島に向かった。鴻島の最寄り駅はJR赤穂線の日生(ひなせ)駅。日生駅は、新大阪から新幹線と鈍行を乗り継いで約1時間30分の位置にある。日生駅の改札を出ると、目の前に日生諸島を巡る定期船乗り場がある。

「日生諸島 定期船」は、日生ー日生駅前ー鴻島ー大多府ー頭島を経由する。本島からの定期船の乗り場は、「日生駅前」と「日生」の2箇所。鴻島に行くのであれば、日生発は1日7本、日生駅前発は12時25分の1便のみ。

帰りの便は、日生着は1日6本。日生駅前着が7時15分と8時55分の1日2本のみだ。

帰路のことも考え、筆者一家は、日生発12時15分の定期船に乗ることにした。船旅の時間は、日生駅前を経由して25分。12時台以外の便は日生駅前を経由せず、日生から鴻島まで直通なので、15分で到着するらしい。鴻島、近い。

この定期船とは別に自動車も運んでくれる船もあるそうだが、普通車で往復1万3000円とのこと。筆者は迷わず、車を置いた。

駐車料金は1日200円。無人の駐車料金所、アジがありすぎる……(写真:筆者撮影)
料金は封筒に入れてポストに投函する。請求書が必要な場合は、封筒に住所を記載すれば後日郵送で届く(写真:筆者撮影)
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