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ライフ #自動車最前線

受注再開、最新のⅡ型になって何が変わったのか…スズキ「ジムニー ノマド」を買って後悔しない本質価値を見極める

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オフロードを走るスズキ「ジムニー ノマド」(写真:三木 宏章)
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ジムニー ノマドの運転席&助手席(写真:三木 宏章)

乗り味はどうか。端的にクロスカントリー4WDとみれば、ジムニーシリーズ(ジムニー/ジムニー シエラ/ジムニー ノマド)のそれはいずれも洗練されている。しかし、間違っても「ハスラー」や「フロンクス」のような快適性能の高い4WDモデルの乗り味とはまったく異なる。

スズキではジムニーシリーズを「SUVラインナップ」のひとつにまとめているが、これはわかりやすい表現としての分類であり、走行性能は大きく異なる。

よって舗装路面ではその特性により、鉛直(≑上下)方向の揺れが連続し、速度域によってはその振幅も大きくなる。こうしたことから、「念願のジムニーに乗るんだ!」と予備知識なく意気込んで乗ると、正直、乗りづらさを感じるかもしれない。

悪路走破性に特化したジムニーシリーズ伝統の構成

ジムニー ノマドの後席。ロングボディ化によって室内にも余裕が生まれている(写真:三木 宏章)

4WDシステムには、初代登場の1970年から機械式副変速機付きで、前輪と後輪を直結した「パートタイム4WD」方式を採用する。走行状態に合わせて後輪駆動(2H)と全輪駆動(4H)のほか、副変速機(トランスファー)を切り替えることで全輪駆動低速ギヤ(4L)の3つから駆動方式が選択できる。

ジムニーシリーズが採用するラダー(はしご形)フレーム×前後3リンクリジッドアクスル式サスペンションは、不整地路面での走破性能を第一に考えた設計がなされ、路面とのクリアランスを確保しつつ対角接地圧を高めている。

繰り返しになるが、歴代ジムニーは路面状況の悪い不整地路面での走破性能を高めたモデルだから、極端な話、舗装路面ばかりであればジムニーの良さは引き出しにくい。それは最新のジムニー ノマド(JC74W型)であっても同じ傾向だ。一部、報道には「乗用車みたいに乗りやすい!」というコメントが見られるが、ここは最初に申し上げておきたい。

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