続いてワインディングに入り、ハンドリングを確かめてみる。前述のようにパワステは少し重めだが、ハンドルの切り始めから”クルマの鼻”が積極的にコーナーの内側に向いていく感じではなく、旋回中もハンドルをしっかりホールドして曲がっていくイメージだ。
その他、車線逸脱防止装置は、車線の中央付近を維持するようにかなりしっかり利く。パワーステアリングが少し重めであることもあり、クルマ全体のガッシリ感がさらに増す印象だ。
こうして試乗中の各所で感じたラッコのガッシリ感は、クルマとしての上質さに対するプラス効果があると感じた。
今回、200は試乗できなかったが、300 Premiumよりも70kg軽いボディがハンドリングにどう影響するのか、気になるところだ。別の機会にぜひ乗ってみたい。
BYD言う『いちばんいいクルマ』になれるか
一通りの走行を終えて、後席を倒して寝転んでみたり、後席を立てて両サイドのスライドドアを開けてウォークスルーをしてみたりと、使い勝手を検証してみた。筆者が以前所有していたN-BOXと比べても、使い勝手で遜色はない。
BYDはラッコの商品コンセプトとして「こんなカタチの軽自動車で『いちばんいいクルマでありたい』と思いました」と明記。そのうえで、「『いちばんいいクルマ』=便利さ・広さ・先進性・環境性・安心感を統合したトータルバランスの高さ」と定義している。
見た目から受ける印象よりもガッシリした走り。N-BOXなどをよく研究したうえで「いちばんいいクルマ」を目指した使い勝手。BYDは市場からのフィードバックを反映するスピードが速いという。今後、市場でのユーザーからの声を受けて、どのように進化していくのか。ラッコがさらに進化する様子を見守っていきたい。


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