一方、眉毛全体を中央寄りに下げて「熟考の表情」をしながら笑顔を作るとどうなるでしょうか。
これは「怒り」と「幸福」の混合表情で、私が「プレッシャー笑顔」と呼んでいる笑顔です。笑っているようでも満足していない、内心は不満に思っているということが周囲には伝わりプレッシャーを与えます。
上司が部下に不注意によるミスを指摘するような状況で最適の笑顔です。
相手からの同情を誘いやすい表情
「怒り」の表情だけで伝えると相手の恐怖心をあおったり、反感を買ってしまったりしかねません。笑顔のオブラートに包むことで、「ミスを注意する」という本来の目的を達成しやすくなるのです。
また、眉頭(眉間側の眉毛の始まり部分)だけを上に持ち上げ「心配の表情」をしながら笑顔を作ると、「悲しみ」と「幸福」の混合表情になります。まるで悲しさをこらえて無理して笑っているような、なんとも哀愁を感じさせます。相手からの同情を誘うので、特に目上の相手に頼みを聞いてもらいたいときにはうってつけの表情です。

