あらためてこのフードコートの名前を調べると「小吃」とは、軽食・一品料理のようなものを意味しているらしく、各地の一品料理をいいとこどりしていくのが楽しみ方なのだろう。店の中にも、地方ごとの料理ポスターが貼ってあったりする。
そうと決まればいろんな地方の味を楽しもうじゃないかとメニューを見て行くのだが、一部メニューは漢字表記だけで何が何だかわからなくて困った。ある程度写真を見ればわかるものもあれば、中には「炒雑菌」とかいう名前で写真もよくわからないメニューがあったりして、これはこれで面白い。
まずは点心系と四川料理から注文
まずは点心系と、四川からよだれ鶏に加えてポットのウーロン茶を注文した。
四川料理と言えば「麻辣」、花椒によるしびれるような風味の「麻」と、トウガラシの辛さである「辣」が特徴で、筆者もとにかく辛い料理のイメージがある。一説によると盆地が多く高温多湿という気候に合わせ、発汗を促して熱を発散するという由来があるらしい。
実際にこのよだれ鶏も目に鮮やかな赤さで恐る恐る一口食べたのだが、案外マイルドで驚いた。鶏肉はしっとりしていながらタレがしみこんでいて、噛むたびに爽やかな風味が広がる。これはビールが進む味に違いない。鶏だけでなく、底に沈んだもやしが食感のいいアクセントになっている。
点心のほうは、エビ蒸し餃子とシュウマイをチョイス。餃子はもっちりした皮の中にプリッとした食感が楽しい1品。シュウマイもおいしいが、点心はあんまりガチ感がない気もする。

