この辺りには日本語学校が多く、かつ留学生でも住みやすい比較的安価なアパートなどの住宅も充実していた。さらに都内でも屈指の繁華街ということで飲食店が集積しており、働き口にも困らない。そうした理由で日本に来た中国人たちが定住の地として選び、徐々にチャイナタウン化していったらしい。
「普通の雑居ビル」の3階に広がるチャイナワールド
実際に池袋駅の西口を出て沸騰小吃城の方へ向かっていくと、ちらほらと本格的というか現地っぽいような店が見つかる。確かに意識してみると、横浜中華街でよく見るような商売っ気がないというか、なんとなく無骨な店が多いような気がしなくもない。そもそも店の名前の読み方すらわからない。
どんどんと人けがなくなり、なんとなくいかがわしい雰囲気が漂い始めた辺りに沸騰小吃城がある。焼肉店や居酒屋などが入っている、何の変哲もない普通の雑居ビルだ。いつもならイオンモールのエスカレーターを上がっていくだけでフードコートにたどり着けるが、今回は何となく緊張感がある。
恐る恐るエレベーターで3階へ上がっていくと、いきなりフードコートがお出迎え。目の前にレジやアルコール商品を作るカウンターがあり、席へ案内してくれた。

