現在の終点である門真市駅付近は工事がまだ始まっておらず、レールも少し南側で途切れた状態だが、数百メートル南に向かうと支柱が規則正しく並んでいた。さらに南へ行くと、府道を跨ぐ部分に鋼製の軌道桁が架けられているのも確認できる。
軌道桁はPC(コンクリート製)桁と鋼製桁の2種類があり、基本的には前者を使用するが、こちらは強度などの関係で1スパン当たりの長さに制約がある。大阪モノレールでは、PC軌道桁の長さを22m以下としていて、道路や川を跨ぐ部分など、これより長い箇所は鋼製で対応している。現時点で架設済みの軌道桁は、ほとんどが鋼製のものだ。
軌道桁の製作工場が完成
一方、松生町(まつおちょう)駅(仮称、以下新駅はすべて同じ)が設置されるの少し南側、近畿自動車道門真インターチェンジの下り線出口付近では、PC軌道桁の製作工場が完成していた。
軌道桁はモノレールの重さを支えるだけでなく、乗り心地を左右する重要な部材であり、高い精度が求められるため、専用の工場で造られる。
また、延伸区間に架設されるPC軌道桁は全部で564本(26年7月時点での予定数)にのぼる。完成後に現地まで輸送する手間などを考慮した結果、延伸区間の真横に製作工場が設置されたのだ。
PC軌道桁製作工場は25年8月に完成し、稼働を開始。現在までに、松生町―門真南間と瓜生堂車両基地で使用される55本が製作され、これらはすでに架設を終えた。

