東京都の職員の方の話によると、かつて減少傾向にあった東京都の婚姻数は、2024年、2025年と2年連続で大幅に増加しているそうです。
東京都が婚活応援イベントを始めたのが今から10年ほど前からということなので、こういった継続的な取り組みも成果につながっているのかもしれないと思いますが、今回のセミナーの応募者の多さからすると、皆さん真剣に結婚を考え、それが結婚に結びついているのではないか、と感じています。
その一方で、「令和3年度 都民の結婚等に関する実態及び意識についてのインターネット調査」によると、「結婚したい」と思っている人のうち、実際に婚活をしている人は3割程度にとどまり、婚活をしていない人が約7割もいるという、気になるデータもあります。
では、結婚したいのに婚活に踏み出せない。そういう人たちにはどんな“問題”が隠れているのでしょうか。要因を分析してみました。
「何をすればいいかわからない」
1つ目は、消極的な国民性や性格の影響があると思います。
当社の結婚相談所の会員さんにも、受け身の方がいます。
「結婚したいなら、まずは自分から積極的に行動しないと!」「ただ待っているだけでは、なにも変わりませんよ」などと自発的な活動を促しても、まるで重い鎧を着ているかのように、自らは動かない。「相談所に入る=婚活」と思っているようですが、相談所に入っただけで結婚できるほど、世の中は甘くはありません。
次は、経験不足の問題です。
近年、恋愛経験のない若者が増加していることが、指摘されています。経験不足のため、「異性と何を話せばいいのかわからない」「婚活といっても何をすればいいかわからない」という方がいるんですね。これは、日本の教育システムの問題もあるのではないかと思います。

