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ビジネス #「未来の手取り」で会社を選ぶ

「もう辞めたい」の衝動に流される前にキャリアは3年先を起点に逆算して考える、「未来の手取り」で会社を選ぶ⑤

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3年後の働き方
3年後にどのような働き方・生活をしたいかを思い描き、今後の職場を考えていく(写真:kouta/PIXTA)
  • 砂川 和泉 パーソル総合研究所シンクタンク本部 研究員

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新卒者の賃上げ報道が続く一方、30~40代を中心に「自分の将来の給与がどうなるのか分からない」という不安が広がっている。本連載では、給与水準そのものよりも、「3年先の見通し」と「報酬の透明性」を軸にキャリアを考える視点を示したい。特に生活に直結する「未来の手取り」を起点にすることで、働き方をより具体的に考えやすくなる。

第5回は、これまでの内容のまとめとして、3年先の見通しや報酬の透明性を軸に、キャリア選択の「判断基準」の作り方と、具体的な行動策を解説していきます。

【意見交換会を開催】サステナビリティ担当者などの方で議論に加わりたい方を募集します。開催は9月16日(水)18時30分から。場所は東洋経済新報社会議室。希望者はこちらへ。

多くの人が気にする今後5年以内の給与見通し

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給与や働き方に不安を感じると、多くの人は「この会社に残るべきか」「転職すべきか」という2択で考えてしまいがちだ。

ただ、この段階で結論を急ぐのは少し早い。最初に考えるべきなのは、どう行動するかではなく、何を基準に判断していくかだ。

この順番を間違えると、判断が一時的な感情に引きずられやすくなる。特に評価に納得できなかった直後や昇給が見送られたタイミングでは、「もう辞めた方がいいのではないか」と極端な結論に傾きがちだ。ただ、それは長期的なキャリア戦略というより、衝動に近い。

では、何を基準に判断すればよいのか。

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