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「邪魔すぎる」「視聴率狙いでしょ」藤井貴彦アナらの被災地取材に批判…《"悲劇の演出"に透ける数字稼ぎ》と意外な後日談

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news zero
震災当日に現地入りした日本テレビの藤井貴彦キャスター(画像:「news zero」公式Xより)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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さらに、死者や不明者の数を繰り返し伝え、徐々に増えていく悲劇性を演出しているように見えてしまうことも「視聴率狙いの演出」とみなされる一因。「もっと伝えるべきことはある」と冷めた目で見られている感があります。

「報道番組が多すぎる」という問題

では「もっと伝えるべき」と思われているのはどんなことなのか。

ネット上の声を見る限り災害報道に関しては、「発生直後からしばらくの間は徹底した被災者ファーストを求める」のが最近の傾向。

全体の被害状況、地震の続報、停電・断水・ガス供給停止・通信障害などライフラインの状況、交通機関の動き、避難指示、主な寄付金の受け入れ先、救援物資やボランティアの受け入れ可否など、「本当に必要な情報の繰り返しでいい」と求めるような声が目立ちます。

つまり「ほぼ文字で済みそうな情報のみでいい」「ストレートニュースで十分」ということでしょう。

しかし、民放各局は朝から夕方まで情報・報道番組で番組表を埋め尽しくし、ゴールデン・プライム帯や深夜帯でも放送。これだけ番組の数が多く放送時間が長ければ、それを埋める映像が必要であり、多くのスタッフを派遣しての取材が必要になります。

「○○という情報があります」「詳しい状況はわかりませんが」「救助された人の容態はわかっていません」などのあいまいなリポートを繰り返すのも、「なぜ爆発、火事、倒壊などを防げなかったのか」という検証を早くも始めてしまうのも、番組が多く、長すぎるからでしょう。

また、各番組にスポンサーがいるため、スタッフは数字をとれそうなもの、視聴者の関心を引きそうなものを選択した結果、番組表のタテ(時間帯)もヨコ(局)も似た内容になっていきます。だから視聴者は「どの番組もメインキャスターを行かせて、同じような映像を撮っている」という印象にとどまってしまうのでしょう。今回の批判にはそんな編成面での偏りが背景にあります。

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