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「28年ぶりに復活」かつて平均視聴率28.5%を誇った『GTO』の勝算――令和の若者に52歳の鬼塚英吉は響くのか

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反町隆史主演のドラマ『GTO』が28年ぶりに復活した(画像:カンテレ『GTO』公式HPより)
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『GTO』以前の学園ドラマでは、不良は生徒が演じるものだった。問題を起こし、退学寸前になるが熱血教師の奔走によって改心するというのがよくあるパターン。そんな不良の存在は学園ドラマの必要不可欠なスパイスで、暴走族でバイクを乗り回しているという設定もよくあった。

ある意味不良は学園ドラマの陰の主人公で、多くの若手人気俳優が不良役を務めた。それを教師の役柄にしてしまったのが『GTO』で、一種の発明だった。『ごくせん』(日本テレビ系、2002年放送開始)で仲間由紀恵が演じたヤンクミは設定的に少し近いが、『GTO』の後である。

リアル志向になった近年の学園ドラマ

近年は、1998年版『GTO』に匹敵するほどの高視聴率を叩き出す学園ドラマは出てきていない。ただ、いまの時代の学校のリアルをとらえた秀作は少なくない。学園ドラマというジャンル自体は廃れたわけではなく、むしろ充実している。

たとえば、文科省の現役官僚が教師になって教育改革を目指す松坂桃李主演『御上先生』(TBSテレビ系、2025年放送)、スクールロイヤーになった弁護士が法律的アドバイスを通じて生徒の問題を解決する磯村勇斗主演『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ、フジテレビ系、2025年放送)、科学者である教師が定時制高校に科学部をつくり生徒とともに奮闘する窪田正孝主演『宙わたる教室』(NHK、2024年放送)など。いずれも高く評価され、テレビ関連の賞も受賞した。

共通するのは、主人公が大学の教育学部出身といった典型的な教師ではなく、場合によってはスクールロイヤーのように教師ですらないということだ。文科省官僚、弁護士、科学者のように一般的な教師とは違うバックグラウンドを持っていて、その知識や経験を生かしていまの時代ならではの学校をめぐる問題に取り組む。

逆に言えば、従来の伝統的な学園ドラマのスタイルでは学校の現状を的確に描けないという考えが、近年のすぐれた学園ドラマのベースにはあるということだろう。

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