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ビジネス #鉄道最前線

小田急の命脈「箱根」、ブランド維持への継続投資 日本人客も「1回行けば十分」ではもったいない理由

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箱根海賊船 クイーン芦ノ湖とロワイヤルⅡ
芦ノ湖の海賊船「クイーン芦ノ湖」(左)と「ロワイヤルⅡ」(記者撮影)
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早雲山駅はケーブルカーとロープウェーの乗り換え拠点。2020年に駅舎をリニューアルし、2階には展望デッキで足湯を楽しめる新スポット「cu―mo(くうも)箱根」を新設した。遠く相模湾まで見渡せる絶景を楽しみながら、天然温泉の足湯でくつろげる。「もともとこの場所には何もなかったが、駅構内で最も眺めのいい場所なので、活用しない手はない」ということで、足湯のテラスを作ったという。

早雲山駅の2階にある足湯「cu-mo(くうも)箱根」(写真:小田急箱根)

「箱根ロープウェイ」は早雲山―大涌谷間の早雲山線と大涌谷―桃源台間の桃源台線からなる。全線運行開始は1960年。早雲山―大涌谷間は眼下に広がる大涌谷のダイナミックな噴煙地を、大涌谷―桃源台間は富士山や芦ノ湖を一望できる空中散歩が楽しめるとあって、高い人気を誇る。2009年には「年間有料乗車人員が世界最多のロープウェー」としてギネス世界記録に認定された。

ロープウェーに「立体音響ゴンドラ」

早雲山―大涌谷間には2021年に最新型ゴンドラを導入する予定だったが、2019年の噴火警戒レベル上昇に伴う運休やコロナ禍などを理由に計画を延期。ゴンドラの更新については未定という。

箱根ロープウェイのゴンドラ(記者撮影)

それに代わる形で、2025年には日本初となる窓がないオープンエアー型ゴンドラが期間限定で桃源台―大涌谷間に導入されたほか、今年4月からは、世界初となる立体音響ゴンドラ「音箱(OTOBACO)」が早雲山駅から大涌谷駅(片道)にて運行開始した。ゴンドラ内部にドルビーアトモス対応のスピーカー8台とウーファー2台を設置して、オリジナルの楽曲が奏でられる。天候に合わせて、「晴れの日は雄大な眺望と一体感があるピアノ協奏曲、雨の日は箱根の景色を想像できるようなデジタルミュージック」が奏でられる。

【写真を見る】小田急の命脈「箱根」、ブランド維持への継続投資 日本人客も「1回行けば十分」ではもったいない理由(16枚)
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