そのほかにも現役F1ドライバーとしてはアルピーヌF1チームのピエール・ガスリーが後述するアルピーヌ「A110フューチャー」を駆って参加したほか、元F1ドライバーのデイモン・ヒル、ゲルハルト・ベルガー、ブルーノ・セナなども登場してイベントを盛り上げた。
マクラーレンは限定モデルや特別モデルを展示
また、マクラーレンは限定モデルの「788HS」をグッドウッドで初公開したほか、社内の特別モデル制作部門であるMSOが作り上げた「M6GT」を展示した。M6GTは、1969年にレーシングカーの「M6A」をベースに開発されたマクラーレン初のロードカー。
「(レーシングカーだけでなく)いつかロードカーも手がけたい」との想いを抱いていた創業者ブルース・マクラーレンの夢を叶える形でM6GTは制作されたが、ブルースが不慮の事故で急逝したため、たった3台が試作されたところでこのプログラムも中断の憂き目にあった。今回はMSOが自らの技量を試すため、当時の技術をできるだけ忠実に再現して1台を制作したが、その美しさはまさに息を飲むばかりだった。
日本のドリフト文化が世界へ
もうひとつ印象的だったのが、今回は「キャッチ・マイ・ドリフト」と呼ばれるクラスが設定され、ここに日産「シルビア(S13)」、日産「GT-R(R35)」、トヨタ「GRカローラ」などがエントリー。一部ヨーロッパ車も交えてヒルクライム・コースで派手なドリフト走行が披露されたことにある。
中でも驚きだったのは、日本のリバティウォークが仕立てた日産「180SX」を、昨年度F1王者である、あのランド・ノリスが走らせたことにある。言うまでもなく、この種のドリフト走行は日本発祥のクルマ文化なので、その意味では、同じ日本人として誇りを感じたのも事実だ。

