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キャリア・教育

1時間1万円の家庭教師…「過熱する中受の課金ゲーム」を回避 『費用4割減・オンライン中心』で御三家合格した家族のリアル

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夏休みの学習計画表
夏休みの学習計画表。終わったものは色を変え、家族で確認した(写真:佐々木さん提供)
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日菜さんは、大半をオンライン授業で完結させ、通塾時間はほぼなかった。このため、家庭で食事をとるなど、家庭のスケジュールに寄せることができた。

竜也さんが特に良かったと思うのが、直前期の朝の勉強だ。

「入試当日は朝が早いので、秋から少しずつ朝型の生活に切り替えたんです。冬休みからは21時半には寝て、朝5時に起き、登校する8時まで一緒に勉強しました」

コストを抑え、子どもの自由な時間は確保できた一方で、佐々木さん夫妻が調べたり、学習設計したりする時間はかなりかかっている。夫婦の役割分担は妻の恵さんが、丸つけと間違った問題をまとめたノート作り、国語を担当。竜也さんは、勉強の付き添いや、教材や講座を選んだ。

「問題を取捨選択することも大事」

佐々木さん夫妻が、子どもの苦手分野や学習進度を把握しているからこそ、できたこととも言える。こうした学習を設計するコツはあるのか。

算数のケアレスミスは7パターンに分けて弱点を補強(写真:佐々木さん提供)

「日々の学習リストとスケジュールを、家族で共有したことがよかったです。リビングと娘の部屋に1枚ずつ貼りました。もちろん、うまく進まないこともあって、何度も組み直しました。振り返ると、問題を取捨選択することも大事だと思います」

26年1月と2月、日菜さんは埼玉と東京の6校を受験。埼玉の女子校と第一志望の女子御三家など4校に合格し、納得のいく形で受験を終えた。

だが、佐々木さん一家の学習スタイルは、最初から完成していたわけではない。

原点は中学受験塾のない北海道・道東の町から、東京の私立中受験に挑んだ長女の経験にあった。後編は長女の中受ストーリーを紹介したい。

中学受験塾のない北海道・道東の町から、東京の私立中受験に挑んだ長女の中受ストーリーを紹介した、後編『最寄りの中受塾まで400km…「親は東横インの床で寝袋」「上京1回10万円」なぜ北海道から『都内私立中』に挑んだのか?家族の激闘」はこちら

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