有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

「太っている」はダメなのに、なぜか「ふくよか」ならOK 《自己肯定感の低い》人が囚われる"心のクセ"の解きほぐし方

7分で読める
「そうすべきなんだ」という思い込みが自己肯定感を低くしてしまう(写真:Graphs/PIXTA)
  • 山根 洋士 心理カウンセラー、メンタルノイズ心理学協会会長
2/4 PAGES
3/4 PAGES

悪いのは、もちろん誹謗中傷する側ですが、それを自力で止めるのは無理です。今のところは、アカウントを閉鎖してSNSをやめる、くらいしか方法がありません。でもそれって、どこか納得いかないですよね。

そんな誹謗中傷に対して、覚えておいてほしいことがあります。まず、誹謗中傷する人は、自己肯定感が低いということ。むやみに他人を攻撃したり、ムキになったりするのは、自信のなさやコンプレックスの裏返しです。

ですから仮にあなたが攻撃を受けたとしても、自己否定する必要はありません。相手も弱いのです。当事者のつらさは本人にしかわからないので、あまり勝手なことは言えません。でも相手も自己肯定感が低いのだと思えば、少しは心の逃げ場ができるかもしれません。

そして、誹謗中傷に傷ついてしまうのは、たくさんの人に認められたいという欲求があるからです。認められたいという承認欲求は誰にでもありますが、それが大き過ぎると、反動で心にダメージを受けてしまうことがあります。

そんなときこそ、ジャッジをやめて「どっちでもいい」精神になることです。一方で否定されていることも、一方では肯定されることは、多々あります。見方を変えればジャッジは変わる。だから、あなたが否定されることも、肯定されることも、どっちもあるのが自然なのです。

もちろん、悟りでも開かない限り、承認欲求がまったくなくなることなんてありません。好かれたいし、ちやほやされたいし、人気者になりたいのが人間ですからね。だから、インナー舎弟や、ごくごく身近な人にだけ認めてもらっておきましょう。SNSに投稿する前に、友だちや家族に話して「すごい」と言ってもらう。これだけで、承認欲求を軽くすることができます。

本当に望んでいることは、別にある

メンタルノイズを消していくプロセスの中で自分らしさを少しずつ発見していくと、「私って、なんでこんなことで悩んでいるの?」「私がやらなきゃいけないことってほかにあるんじゃないの?」と思うことが出てくるようになります。今まであなたが悩んできたことは、ダミーだったことに気づく瞬間です。

ダミーとは、本当に望んでいることは、別にあるということです。簡単な例が、「お金持ちになりたい。でも、なれない」という悩み。私のところにもよくくる相談です。そんなときに、必ず問いかけることがあります。

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数