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「太っている」はダメなのに、なぜか「ふくよか」ならOK 《自己肯定感の低い》人が囚われる"心のクセ"の解きほぐし方

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「そうすべきなんだ」という思い込みが自己肯定感を低くしてしまう(写真:Graphs/PIXTA)
  • 山根 洋士 心理カウンセラー、メンタルノイズ心理学協会会長
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こんなふうに、どっちかが〇だ×だと決めるのはノイズの影響です。

痩せている=〇 太っている=×
自分を抑える=〇 言いたい放題に言う=×
自信満々=〇 気弱=×
決めるのが早い=〇 優柔不断=×
話がうまい=〇 口下手=×

では今度は次のジャッジを見てください。

ガリガリ=× ふくよか=〇
主張が弱い=× はっきりしている=〇
傲慢=× 謙虚=〇
せっかち=× 慎重=〇
おしゃべり=× 思慮深い=〇

どうですか? ちょっと見方を変えたら、○と×なんて簡単に入れ替わるんです。あなたもジャッジをしそうになったら、「またノイズが出てる」と思って、やめてみてください。世の中の大抵のことは「どっちでもいい」んです。

ネガティブなジャッジを防ぐ「 インナー舎弟」

ジャッジをやめようと言っても、そう簡単にはできないかもしれません。そんなあなたにおすすめなのが 「インナー舎弟」 です。自己肯定感が低めの人は、どんなジャッジにせよ自分を×にしてしまう傾向があります。このインナー舎弟は、そんなネガティブなジャッジを防いでくれる、ちょっとした思考のコツです。

あなたの中に、なんでも自分を持ち上げてくれる子分のような人がいると思ってください。わかりやすく言うと、ものすごい太鼓持ちです。そしてなんでも褒めてもらう。例えば、手にコップを持ったら「コップ持ったよ、すごい!」、ジュースを飲んだら「ジュース飲んだ、素晴らしい!」、窓を開けたら「窓を開けるなんてすごい!」、箸を使ったら「箸が使えるんだ! かっこいい!」という具合に、些細なことをなんでも褒めてもらうんです。

くだらないと思うかもしれないですが、心のクセを直すには反復が一番です。繰り返すうちに、少しずつネガティブジャッジをやめられるようになります。

ジャッジをやめることには、誹謗中傷に強くなる効果もあります。社会問題化している、ネット上の誹謗中傷。自分が誹謗中傷を受けるのは当然つらいですが、人が被害を受けているのを見るのもイヤですよね。

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