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ライフ #百貨店消滅タウン

「伊勢丹が逃げるように撤退」→「空き区画だらけのビルに」 百貨店が消えた「千葉のベッドタウン」で見た"驚きの光景"

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百貨店がなくなった松戸市はいま、どうなっているのか(写真:筆者撮影)
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来街者の目には「何でもそろう街」に映る一方で、住民が求めているのは日用品だけではない。百貨店が担っていた、ファッションやデパ地下、催事といった「少し特別な買い物」の場を失ったことへの物足りなさが、今も残っているようだった。

駅西口は居酒屋やカラオケ、カフェなどさまざまな業態が集まっている(写真:筆者撮影)
駅東口も西口同様に何もかもがそろっている。駅前だけで用事を済ませられるのでかなり便利な印象を受けた(写真:筆者撮影)
しかし、駅から3分ほど歩いただけで急に「はい、ここまで」と言われたかのようににぎわいが途切れる(写真:筆者撮影)

⑤駅は新しくなるが、中身は決まっていない

もっとも、市が手をこまねいているわけではない。松戸駅周辺は、2021年に都市再生緊急整備地域に指定され、駅の大規模改良工事が進んでいる。東西自由通路の拡幅に加え、新しい駅ビルの建設も計画されている。駅前のハードは、今後大きく姿を変えることになる。

しかし、その駅ビルにどのような店舗が入り、どのような街になるのかは、まだ決まっていない。駅近くの未利用地「新拠点ゾーン」についても、市は2022年に民間事業者へのサウンディング調査を実施している。ところが、寄せられた意見は、「住宅であれば事業化できるが、大規模な商業施設は難しい」というものだった。

現在の松戸駅前で問われているのは、新しい建物をつくることだけではない。民間事業者から「大規模な商業施設は難しい」という見方が改めて示されるなかで、住宅都市として発展した松戸に、どのような機能が必要なのかを考えることである。

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